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合気道と剣術(天然理心流日野道場)

小具足(柔術)について

小具足をとりあげた小説、「獄医 立花登手控え」(藤沢周平)を初めて読んだ時、新鮮な胸のときめきがありました。いわゆる痛快感かもしれません。陰湿な牢を題材とした獄医、しかも彼は、手に獲物(武器)をもって切りかかってくる悪人を素手でなぎ倒していく。
切り倒すのではなく、投げた倒したり、当身、関節技で相手を制していく、その爽快感と正義感。それが小具足(柔術)、すなわち今の合気道の原型なのです。

剣術というと刀で切りあうことが主流のように思われていますが、実は多くの小具足が含まれています。生きるか死ぬかの場合、体をつかって相手を崩す事が必須です。また、城内では刀を持ち込めないため、万一の場合には小具足しかないわけです。そういう意味で小具足は武士の心得となっています。 間合いを大切にする武道ですし、相手の力をりします。 「登は男から手をはなすと、思い切って身体を沈めた。一瞬相手の手の力に緩みが生まれたところを両肘を張ってはね上げた。男の腕がはずれ、登はのがれて部屋の真中に戻った。また、両腕を広げて殺到して来た男の懐に、登は身体を丸くしてとび込んだ。腕をつかむと鋭い気合とともに背負い投げを打った。男の身体は宙を飛んで障子に突きささり、障子もろとも土間に落ちた。獄医 立花登手控え‐愛憎檻より)」

(体の力を抜き、自然体に戻る。スキが生まれた瞬間に解き放ち、相手がとびかかってくるところを呼吸投げ)藤沢周平氏の小説は実に面白いです。


小具足は小太刀を使う技が数多くあります。刃筋を合わす稽古です。
三船敏郎は外国人に有名ですし小具足も上手でした。
「体の杖」は古武道の要素があります。なぜなら柔術が基本だからです。
気を抜くと危ないわざが、その緊張感がたまらない武道なのです。

天然理心流日野道場との交流

天然理心流は柔術を含む総合武道です。合気道の稽古は剣術につながっています。子どもも大人も外国の人も交じり、楽しく稽古をしています。
投げられ、すぐさま小太刀を抜くが間に合わず
小太刀で太刀を交わし倒す
ケープタウンから見学です
刀、古武道に興味があります。
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